PUNISUKEのブログ

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Produce48について

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Produce48は韓国発のアイドルオーデイション番組だ。今年女子高生を中心に話題になっていたから知っている人も多いと思う。ただしこれはただのアイドル番組ではない。僕はProduce48を最高に残酷なリアリティショーだと思っている。

 

Produceシリーズは韓国では知らない人はいない(らしい)大人気オーデイション番組で、過去2回の放送でデビューしたグループは国民的人気を誇っている。そんな番組の第3回目がProduce48で、韓国の芸能事務所に所属する練習生とAKBグループから立候補したメンバー総勢96人がデビューをかけて100日間のレッスン(競争)に挑んだ様子に密着している。

 

この番組の一番の魅力は、視聴者がメンバーを決めるというところだろう。韓国国内の視聴者が毎週好きな練習生に投票し、その結果によって50人→30人→20人→12人とメンバーを絞り込んでいく。韓国の視聴者は日本のアイドルファンと違い、実力を重視する。愛嬌だけでは生き残れない厳しい世界は、決して日本では見ることが出来ないもので、日本の視聴者はとても新鮮に感じるはずだ。毎週のように生き残りをかけて戦う練習生の姿は、目をそらしたくなるくらい辛い。実際練習生はその辛さゆえに毎週のように涙を流しながら、課題曲と向き合っている。そしてそんな様子を見ていると、自然に自分も頑張ろうという気持ちになる。「楽して生きることもできるようなビジュアルを持つかわいい子たちがこんなに頑張っているんだから、俺も頑張ろう」と。

 

これまでアイドルにそこまで興味がなかった僕がこの番組に惹かれた理由は、まさしくその厳しさにある。そしてそれは、僕が無類のテレビ好きということが大きく関係している。正直いま、日本のテレビはマンネリ化の極みとなっている。ほとんどの番組は10年前や20年前のフォーマットを焼き直しているだけで、視聴者がひりつく展開や自然と感情移入する状況は全くと言っていいほど無くなってしまっている。そんな僕に、この番組は求めていた‘刺激‘をくれた。つまりこの番組は、「テレビ好き」な人にこそお薦めしたい番組なのである。

 

おススメする番組の見方は、もちろん推しメンを作ること。そして、デビューするメンバーを調べないことである。韓国での放送は既に終了しているため、検索すればすぐにメンバーが出てきてしまうが、それではオーディション番組特有の緊張感が味わえない。「来週は誰がランキング上位に来るんだろう」「推しメンのあの子は生き残ってくれるだろうか」と予想しながら見るのが、最も番組を楽しいめる見方だ。実際僕は結果を知ったうえで一気見してしまったので、とてももったいないことをしたと後悔している。

 

推しメンをつくるとは言ったが、96人もいる中から探し出すのは大変だと感じる人も多いだろう。そんな人のために、ここからは僕の推しメンを紹介したい。

 

一人目はイェナ

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イェナの良いとことろはなんといっても持ち前の明るさで、いるだけで場の空気が良くなる空気清浄機のような存在だ。パフォーマンスのレベルも高く、チームにイェナがいるだけで「このチームは上手くまとまるんだろうな」という安心感をもたらしてくれる。

 

二人目はユリ

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ユリはとても日本的なアイドルだと思っている。顔は抜群に可愛いくて歌も上手なのに、どこか自信なさげに振る舞う様子は、またイェナとの絡みだけは安心した笑顔を見せてくれるので、セットで応援していると倍お得といった感じかもしれない。

 

番組を見ていて最も感じるのが、日本人のレベルの低さだ。もちろん出来るメンバーもいる。いるにはいるが、スタートのレベルで見るとその差は歴然で、ダンスに興味がなった僕でさえ一瞬でわかってしまうほどだった。日韓のレベル差を実感していない人(いないのかもしれないが)がいたら、ぜひそういった視点でも楽しんで欲しい。(ちなみに、日本人メンバーも最終的にはどんどんレベルが上がっていくのでそこもお薦めです)

 

最後に、ここまで読んで少しでもProduce48に興味を持った人へ。実は12月19日からAbemaTVで日本語字幕版の放送が始まった。今のところ毎日1話ずつ放送されていて画質もYOTUBEと比べて遥かに良いので、番組を見るには最も良い機会だと思う。ぜひ番組を通じて可愛い子を見まくって、幸せな年越しを迎えて欲しい。